Design Concept
流れる音——音楽と文化が交わる場所
都市の日常のなかで、音楽は水のように、形をもたないまま流れ続け、文化と空間、そして人々の生活の記憶をつないでいます。ここから発想し、「音楽」と「水」をサインシステム計画の設計言語として据えました。都市のなかで文化が交わり、溶け合い、受け継がれていくことの象徴であり、SanFar が掲げる安心して暮らせる住まいの精神にも呼応します。空間は住まいであるだけでなく、文化と感情を担う生活の場になります。



ガラスで流れと共鳴を表す
ガラスの透明性と重なりの表情を生かし、音楽と文化、そして生命の起源を結びつけました。ガラスを層状に重ね、光が透過して生まれる屈折と陰影の変化によって、水の波と音の波が交わり共鳴する流れを描いています。サインは方向を導くだけでなく、建築空間の一部となり、文化が流れ続ける生命力を伝えます。






色彩で空間の旋律をつくる
色彩計画は「音と色」の知覚のつながりから出発しています。色聴(色聯覚)の考え方をもとに、各フロアに独立した、リズムのある色のアイデンティティを与えました。人が空間を移動するにつれて、色は音符のようにゆっくりと展開し、視覚と感情が織り合う空間の旋律を形づくります。サインシステムの識別性を高めると同時に、環境全体の体験を豊かにしています。





試作から実装まで、すべての工程は体験のために
設計の考え方を実際の場に余さず落とし込むため、材質の打ち合わせ試作と現場テストを何度も重ね、ガラスの種類、釉薬の濃度、焼成温度、重ね方が光・色・情報の見え方に与える影響を検証しました。最終的に、視覚的な美しさ、ブランドの質感、サインシステムとしての機能のあいだで最適な均衡を得て、一面ごとに設計表現と使い心地を両立させています。



完了時期
プロジェクトマネジメント
デザインリーダー
デザイナー
協力会社
書体
2025.10
蘇連捷
李奕臻
吳俊賢、葉子豪、李品蓁
三美藝術玻璃(San-Mei Art Glass)
Morisawa Arphic(森澤文鼎)
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