Design Concept
United Way of Taiwan(聯合勸募)の『2025年 成果レビュー』では、Hand-Heart Design Firm(手心設計事務所)が情報デザインを担当しました。両者の協働は5年連続となります。テーマは「私たちは誰もが、この世界のシャベル・ヒーローになれる」です。1年間の活動と成果を四つの章に分け、ヒーローコミックのコマ割り、手描きのキャラクター、黄と青の配色で、インフォグラフィックと情報の優先順位を整理しています。
一コマずつ、支援がもたらす変化を見えるかたちに
5年連続で、私たちは United Way of Taiwan(聯合勸募)とともに1年間の活動と成果を整理してきました。情報デザインによって膨大なデータと社会貢献の物語を理解しやすくし、一つひとつの支援がもたらした変化をはっきりと見えるようにする方法を考えています。

この成果レビューは、どのような章立てになっているのか?
提案では、内容を四つの章に分けました。Chap 1「深淵が生まれる前に」は、問題が深淵になる前に、毎日黙々と穴を埋めている人々の章です。Chap 2「社会の修理ステーションはどう動いているか」では、365日の支えと、手の届かないところを補う働きを描きます。Chap 3「受け止められた後で」は、事態がそれ以上悪化しないようにする取り組みの章です。Chap 4「2025-社会修理完了リスト」は、年間成果の総覧とインパクトマップで締めくくっています。

デザインはどのような順序で仕上がっていったのか?
2026年4月2日(ファイルの日付による)のラフ案では、まずグレースケールの線画で四つの章のコマ割りレイアウトとイラストを配置し、各ブロックは後の段階で配色を変えて区別することを書き添えました。4月27日の初稿案では黄や青などの配色で章を区別し、この時点では、第3章と第4章のイラストを次回の提案で仕上げると注記しています。5月15日の版では四つの章すべてにイラストが入り、プロジェクトは2026年5月に完了しました。
この事例は、どのようなパートナーの参考になるのか?
成果レビューの制作で次のような状況にある場合は、United Way of Taiwan の事例の進め方を参考にできます。
- 毎年の成果レビューに新しさを出したい場合は、ヒーローコミックのコマ割りや手描きのキャラクターを参考にできます。
- 成果レビューのデザイン範囲を検討している段階なら、四章構成、インフォグラフィック、年間成果の総覧という組み立てが参考になります。
参考にする際は、まず章立てを決め、そのあとでインフォグラフィックと情報の優先順位を整えるとよいでしょう。
年次の成果レビューにおける章立てとインフォグラフィックは、ビジュアルデザインの応用例です。

完了時期
プロジェクトマネジメント
デザインリーダー
デザイナー
2026.05
蘇連捷
李奕臻
李品蓁