Hand-Heart Design Firm(手心設計事務所、登記上の社名は手心志業有限公司)は、2014 年に高雄で設立されたブランドデザイン会社です。コーポレートアイデンティティ(CIS)、ブランドリニューアル、パッケージデザイン、サインシステム計画、ビジュアルデザインを手がけています。一般的なデザイン会社との違いは、形容詞ではなく、納品の範囲と進め方にあります。ブランドの案件では、ヒアリングと提案を経てデザインを確定し、ガイドラインにまとめます。サインの案件では、文字高の計算から施工監理まで一貫して担います。さらに、中華民国の発明特許を三件保有していま⁠す⁠。

デザイン会社を選ぶときに最も難しいのは、どの会社も「専門的で、丁寧で、責任感がある」とうたっていることです。ですからこのページでは形容詞ではなく、確認できることだけをお話しします。Hand-Heart にできて、多くの同業にはできない六つのこと。そして、なぜそう言えるのかという根拠で⁠す⁠。

どの会社も、自社は専門的で、丁寧で、責任感があると言います。だから私たちは、確認できることだけをお話しします。— 以下の各項目には、実際の案件または特許番号を添えています

Hand-Heart の六つの違いと、その⁠証⁠拠

  1. 図面を出して終わりではなく、施工監理まで行い⁠ま⁠す

    サインシステム計画の成否は半分が現場で決まります。素材の反射、構造との取り合い、施工誤差は、図面では見えません。多くのデザイン会社は設計図までを納品し、その後の製作と施工は施主が自ら発注するため、問題が起きたときに全体をまとめる責任者がいません。Hand-Heart は計画・設計から製作・施工監理までを一貫してお引き受けし、完成後に竣工報告書をお渡ししま⁠す⁠。

    証拠:国立故宮博物院 南部院区の全区サインシステム設計および設置、高雄国家体育場、国立高雄師範大学 研究棟は、いずれも Hand-Heart が設計から施工監理まで行いました。五段階のプロセスを見る →

    対象サービス:サインシステム計画、パッケージの印刷手配|証拠の年:国立故宮博物院 南部院区 2015–2016、高雄国家体育場 2019、国立高雄師範大学 研究棟 2021|出典:各案件の作品ページと竣工報⁠告⁠書

  2. 三件の発明特許を保有し、方法を技術にしてい⁠ま⁠す

    発明特許は台湾の三種類の特許のうち審査が最も厳格で、実体審査を通過し、技術に新規性と進歩性があることを示す必要があります。デザインサービス業で発明特許を取得している会社は多くありません。多くの会社の成果物は作品であり、保護できる方法ではないからで⁠す⁠。

    証拠:発明第 908504 号「標示牌(サイン板)」、発明第 908503 号「隠しパターンの印刷方法およびその印刷物」、発明第 934355 号「AI導入ブランド戦略洞察システム」。特許権者:手心志業有限公司。隠しパターン印刷技術を用いた作品《高雄立 Kaohsiung Pose》は、2023 年のドイツ Red Dot Design Award と、2025 年の DFA Design for Asia Awards 銀賞を受賞しています。評価されたのはビジュアルだけでなく、その背後にある印刷方法でもあります。特許の詳細を見る →

    対象サービス:サインシステム計画(908504)、印刷(908503)、ブランド戦略(934355)|証拠の日付:特許権は 2044-11-28 まで|出典:経済部知的財産局 グローバル特許検索シス⁠テ⁠ム

  3. 文字の大きさは感覚ではなく、公式で算出し⁠ま⁠す

    「この文字は小さすぎないか」は、サイン計画で最も感覚に頼って判断されがちな点です。Hand-Heart は文字視認高さの公式(α = 3438 × L ÷ D)で各設置位置の最小文字高を算出し、原寸大の出力、実物モックアップ、照度と逆光の条件での確認という三段階で現場検証します。サインの下地色も実測しています。2019 年には高雄国家体育場の現場で、五種類の下地色それぞれの最大判読距離を測定しまし⁠た⁠。

    証拠:公式は徐志揚(Hsu Chih-Yang、2011)の修士論文と、人間工学規格 ANSI/HFES 100-2007 に基づいています。公式と検証プロセスの全体を見る →

    対象サービス:サインシステム計画|証拠の年:公式の出典は 2011 年の修士論文と ANSI/HFES 100-2007、下地色の実測は 2019-08 高雄国家体育場|出典:サインシステム計画ページの公式と対⁠照⁠表

  4. 「導入」を納品の一部と考えてい⁠ま⁠す

    コーポレートアイデンティティ(CIS)が定着するかどうかは、担当者が実際に使いこなせるかどうかで決まります。マニュアルだけでは、すべての実務者を支えきれません。実際に手を動かす人がそのとおりに作業できるのは、映像があってこそです。ですから Hand-Heart の案件には、実務者向けの教育と展開計画が含まれます。マニュアルを一冊納めて終わりではありませ⁠ん⁠。

    証拠:国家図書館(台湾)の案件では実務者向けの教育映像を制作し、さらに幹部 30 名と 6 時間のブランド合意形成ワークショップを行い、意思決定層で先に合意をつくりました。事例を見る →

    対象サービス:コーポレートアイデンティティ(CIS)、ブランドリニューアル|証拠の年:国家図書館(台湾)の案件(教育映像と合意形成ワークショップ、作品ページは2025年10月公開)|出典:国家図書館案件の作品ペ⁠ー⁠ジ

  5. 公共部門の発注と検収の考え方を理解してい⁠ま⁠す

    公共部門の案件で難しいのはデザインそのものではなく、入札書類の書き方、提案の審査、検収の進め方、そして引き継ぎ後に誰が管理するかです。Hand-Heart は公共部門と文化施設の案件を三十件以上重ねており、各段階で担当者が実際に何を問われるのかを把握していま⁠す⁠。

    証拠:国家図書館(台湾)、国立故宮博物院 南部院区、立法院、国家資通安全研究院、高雄市および新北市の文化局、高雄国家体育場、台南市立図書館 本館など。Hand-Heart はさらに、発注側にお使いいただくためにCI/CIS 発注・検収ガイドを公開していま⁠す⁠。

    対象サービス:すべて|証拠の年:2015–2026|出典:作品集の公共部門案件、CI/CIS 発注・検収ガイド(2026-09 公⁠開⁠)

  6. 「途中で担当が替わる」リスクを、仕組みで下げてい⁠ま⁠す

    デザイン会社で最も多いリスクは人の入れ替わりです。担当のデザイナーが退職すれば、案件はもう一度やり直しになります。定着率のような数字で何かを証明するつもりはありません。公開している統計がないからです。ご確認いただけるのは、次の三つの仕組みで⁠す⁠。

    第一に、すべての案件で、受注の時点で案件責任者(PM/企画)と担当営業を指名し、口頭ではなく社内の案件表に記載します。第二に、案件資料は共有システムと共有フォルダに集約し、誰が引き継いでも同じ場所からファイルを取り出せるようにしています。個人のパソコンには置きません。第三に、引き継ぎは書面で行います。ガイドライン、意思決定の記録、お客様側の窓口、未処理事項を、離れる人が引き渡し、引き継ぐ人が受領を確認しま⁠す⁠。

    人材の定着も、仕組みで支えています。リモートワーク、週休三日、定期昇給です。これらは私たちの取り組みであって、お客様への保証ではありません。本当の保証は、いつでもお尋ねいただき、ご覧いただける上の三点で⁠す⁠。

    これがなぜ重要か:ブランドとサインの案件は月単位で進むことが多く、途中で担当が替わることは、御社の組織・意思決定プロセス・既存素材への理解を一から積み直すことを意味します。仕組みの目的は、引き継ぎのコストをお客様に転嫁しないことで⁠す⁠。

    対象サービス:すべて|確認方法:初回のご相談時に、案件表の項目と引き継ぎ書類の見本の提示をお申し付けください|更新:2026-09

これらの違いは、公開中のどの事例で確かめられます⁠か⁠?

上の六つの証拠は、サインと公共部門の案件に偏っています。ブランド、パッケージ、イラストレーションの案件でも、同じ進め方を各事例の作品ページで紹介しています。以下では、進め方ごとに整理しまし⁠た⁠。

解決すべき問題を先に確かめてから、何を描くかを決⁠め⁠る

丁丁薬局のブランドリニューアルは、ロゴを描くところから始めたのではありません。まず経営層、部門責任者、現場の薬剤師へ階層を横断したヒアリングを行い、「信頼・チーム・寄り添い」という三つの中核価値を整理したうえで、新しいロゴ、カラープラン、コーポレートアイデンティティ(CIS)のガイドラインを展開しました。食パンの店「小丞事吐司建築室」では、まず店がどこにあり、誰のための店なのかを確かめました。台南の九份子と泰嘉の生活圏の環境から考え始め、ロゴタイプとイラストを看板、パッケージ、メニュー、配送用の箱へと展開していま⁠す⁠。

複数の方向を提案し、決めた理由を説明できるように⁠す⁠る

植栽ブランド「十二田植栽」のコーポレートアイデンティティ(CIS)のスタイル提案では、ムードボードで三つのスタイルの方向を示し、決定後はスタンド花の札とブランドガイドラインへ展開しました。立法院の 2024 年辰年の新年グリーティングカードでは、初回のイメージ提案で四つの方向を示し、最終的に、二匹の龍が宝珠とたわむれる「双龍戯珠」にみかんを組み合わせた「龍年大吉」を選びました。台南市立図書館のマスコット「蛙寶」は、三つのスタイルの方向性と二回のスケッチを経て練り上げ、最終的に永康の三崁店製糖工場にすむ諸羅樹蛙(台湾のアオガエルの一種)をモデルにしまし⁠た⁠。

余計なデザインはせず、一つのルールでシリーズ全体をまと⁠め⁠る

太禾賞の沈香の 4 種類のパッケージは、灰色の箱と白いラベルを共通にし、水墨の筆致とメインカラーだけで香りを区別しています。チャイナエアラインの会員カードは、5 種類のカードで同じ会員カードのガイドラインを共有し、カード番号と氏名の位置や文字高を同じルールで設定したうえで、代表色でランクを区別しています。文雄眼鏡では、元のロゴにあった「W」とレンズの要素を残して描き直し、ブランドの基本ガイドラインと看板のガイドラインにまとめまし⁠た⁠。

画面の上で終わらせず、現場と実物で確か⁠め⁠る

萬巒郷立幼児園の客家語環境サインでは、二案の初稿のどちらも、イラストを実際の階段の写真に合成し、床面サインが階段の角度からどう見えるかを事前に確かめました。金門酒廠の 2024 年辰年記念酒は、スタイル提案と三案の龍の初稿から、ボトル印刷と外箱の詳細デザインまで進め、最終的に龍を緻密なイラストに描き起こして、透明なボトルに印刷しまし⁠た⁠。

私たちが信じている⁠こ⁠と

Hand-Heart は、よいデザインは三つのことの交わるところに立つと考えています。科学は根拠を与えます。視角の限界、視高の統計、素材の特性、ユーザー調査は、いずれも測定と検算ができるものです。美学は、それが環境と共存し、空間とブランドの一部になれるか、それとも継ぎ当てで終わるかを決めます。哲学は、より根本的な問いに答えます。この組織は、人がどのように扱われることを望んでいるのか、という問いです。三つのうち一つでも欠けると問題が起きます。ですから Hand-Heart のあらゆる判断には、学理的な裏づけが必要で⁠す⁠。

「手心」という名前は、私たちの仕事の指針でもあります。「手」は頼もしさ、守拙(器用に立ち回らず、愚直さを守ること)、親しみやすさを、「心」は温かさ、善良さ、純粋さを表しています。Hand-Heart は作品において余計なデザインをしないことを貫き、「問題を解決すること」を出発点に、「少ないほど豊か(Less is more)」をデザインの核にしています。経営においても「守拙」を貫き、近道を求めず、一歩一歩着実に、一つひとつの作品を仕上げていま⁠す⁠。

正しいことをしっかりと、よいことを正⁠し⁠く

In every beginning think of the end.

パートナーのニーズに目を向け、企業の過去を理解し、ブランドの未来を思い描く。一度きりのデザインではなく、一生の友人であること。これは Hand-Heart が 2014 年から今日まで、500 件を超える案件で変えてこなかった姿勢で⁠す⁠。

Hand-Heart への相談が向いているのは、どのようなパートナーです⁠か⁠?

公共部門のご担当者、中小規模のブランド、そして引き継ぎを重視するパートナーの皆さまには、Hand-Heart へのご相談が特に向いていま⁠す⁠。

  • 公共部門のコーポレートアイデンティティ(CIS)やサインの案件を発注する準備中であれば、まずサービス範囲と検収項目を整理しておくとよいでしょ⁠う⁠。
  • 中小規模のブランドを運営している場合は、アイデンティティの核となる要素と、最もよく使う展開アイテムを先に制作し、残りを段階的に進めることができま⁠す⁠。
  • 案件の途中で担当が替わることがご心配なら、初回のご相談時に、案件表の項目と引き継ぎ書類の見本の提示を、Hand-Heart にお求めいただけま⁠す⁠。

協働はヒアリングと無料のご相談から始まります。各段階の確認の方法は、デザインの流れをご覧くださ⁠い⁠。

よくある⁠質⁠問

Hand-Heart と他のデザイン会社の最も大きな違いは何です⁠か⁠?

最も確認しやすい三つの違いがあります。①Hand-Heart は設計から製作、施工監理までを一貫してお引き受けします。多くのデザイン会社は設計図までの納品です。②Hand-Heart は中華民国の発明特許を三件保有し、デザイン手法を保護できる技術にしています。③Hand-Heart の判断には学理的な裏づけがあります。文字高は視認高さの公式で算出し、下地色は現場で実測し、プロセスは検収できる段階に分けています。個人の経験に頼るものではありませ⁠ん⁠。

Hand-Heart のチームは何人ですか。案件は誰が担当します⁠か⁠?

Hand-Heart は 20 名以上のデザインチームで、案件の性質に応じて編成し、ブランド戦略、グラフィック、空間とサイン、構造と素材などの専門分野をそろえています。チームの安定はお客様にとって重要です。ブランドとサインの案件は月単位で進むことが多く、途中で担当が替わることは、組織への理解を一から積み直すことを意味します。Hand-Heart は人材の定着を仕組みで支えています。週 3 日のリモートワーク、毎月一週は週休三日、四半期ごとに 400 台湾ドルの定期昇給。案件を最後まで同じ担当が引き受けられるようにしていま⁠す⁠。

Hand-Heart は大型案件や公共部門の案件だけを受けるのです⁠か⁠?

いいえ。Hand-Heart の事例は、国家機関や上場企業から、ベーカリー、ドリンクスタンドのブランド、天然石けんのブランドなどの中小規模のブランドまで幅広くあります。まず御社が本当に解決したい問題を整理し、そのうえで適切なサービス範囲を定めます。部分的な更新で足りる場合に、案件を大きくするために範囲を広げることはしませ⁠ん⁠。

予算が限られていますが、Hand-Heart に相談してもよいです⁠か⁠?

まずご相談ください。Hand-Heart は、無理のない、見通しの立つ予算の範囲で内容を定め、問題の解決に最もつながるところに資源を振り向けます。たとえばアイデンティティの核となる要素と、最もよく使う展開アイテムを先に制作し、残りを分割して進めます。無料のご相談では、いまのご予算でどこまでできるか、どの項目を削らないほうがよいかを、正直にお伝えしま⁠す⁠。

Hand-Heart に何ができるかお知りになりたいです⁠か⁠?

ご状況をお聞かせください。ブランドのリニューアル、空間のサイン計画、これから発注する案件の準備、どれでも構いません。初回のご相談は無料です。お話ししたうえで進めないという結論でも問題ありませ⁠ん⁠。

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